東京海上日動の「保険は冒険から生まれた」という広告

どうも!
最近、道を歩いていて小さな発見をしたのですが、それを伝えられる相手が誰もいなかったので、こちらに書いておこうと思います!
(さみしくないです。。。)

東京海上日動のコピーです。このフォントはもしかして…?

東京海上日動のコピーです。このフォントはもしかして…?

こちらは東京海上日動さんという保険会社の広告です。
2015年3月19日現在、JR新宿駅構内に沢山ポスターが貼られていました。

パッと見てなんだかかっこいいと思って、じーっと見ていたらあることに気が付きました。
文字のフォントがかなり変わっているのです。
「か」の縦棒の曲がり加減。
「は」の左側のはね方。
「た」の3画目の上に飛び出たような絶妙な配置。
どれもなんだか特徴的です。

そして、それぞれの文字の角が少しだけ丸くなっています。
これは、写真植字(写植)という技法で印刷された文字の特徴です。
あらかじめ用意した文字の形のネガをレンズで拡大して紙に焼き付ける方法です。
カメラの写真を印刷する方法で文字を印刷するので、写真植字と言います。
光をあてて印刷する方法なので、独特のボケ味や柔らか味が出て、その影響で角がほんの少し丸くなります。

それまでの文字は文字毎に用意されたハンコを並べ、それを押し付ける方法で印刷されていました。
ですがその方法だと、文字の大きさごとにハンコを用意する必要があります。
写植技術の登場によって、文字を自由な大きさに調節することができるようになりました。

一時は爆発的に普及した写植技術ですが、写真がデジタル化されたように、文字もデジタル化されていきます。
最近は写植という手法はめっきり使われることが少なくなってしまったそうです。

東京海上日動の広告を担当した代理店は、だからこそあえて今、その写植の文字を使ってみようと思ったのかもしれません。
多くの方に効果的だったかはわかりませんが、僕はまんまとそこに引っかかってしまいました。

たぶん、この広告に使われたフォントは「太ゴシック体B1」というものではないかと思います。
(間違っていたらスミマセン。。。!)

DTP用のフォントとしては販売されていないものです。
街にあるいろんな広告には、こういうレアな文字が使われていたりします。
見つけるとなんだかちょっと得した気分になりますね!:)

それでは!

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